朝日染色株式会社

朝日染色のものづくり

染色の工程

1. 型作成

外注工場で行ないます。

1柄に使用する色ごとに、型を作成します。
【例】10色使いの柄の場合、型を10枚作成します。

2. 色糊作成

染料と糊を調合し、色糊を作成します。
  ↓
作成した色糊を生地に試し刷りして、色を確認します。
  ↓
これらの作業を繰り返し、指定の色に合わせていきます。

分量が少しでもずれると、色や柄の見え方に影響が出てしまうため、
職人の手で1色ずつチェックしながら正確に仕上げます。

3. 捺染

ハンドプリント

職人の手によって、1型ずつ捺染(プリント)します。
手の力、ヘラの角度や動かすスピード、型の動かし方、
季節や湿度などの環境によっても、プリントの上がり具合が異なります。
様々な条件が影響する作業のため、手間をかけて丁寧に行ないます。

※シングル巾の生地に、最大112cm巾までプリント可能です。

半自動プリント

ハンドプリントでは出来ない、W巾の生地に対応した機械で捺染(プリント)します。
ヘラを動かすスピードなどの微調整は職人の手で行ない、
プリントは機械によって行ないます。
繊細な線や多色で表現された柄など、高度なテクニックを要するプリントにも対応できます。

※シングル巾〜W巾の生地に対応し、最大155cm巾までプリント可能です。

4. 蒸し

捺染した生地を蒸す事によって発色させ、色を固着させます。

5. 水洗

生地を洗い、余分な糊などを落とします。

6. 乾燥

洗った生地を、乾燥室で乾燥させます。

7. 整理

外注工場で行ないます。
生地の巾をセットしたり、風合いを柔らかくするなど、生地の仕上げを行ないます。

8. 検反・出荷

生地を最終検査し、出荷します。